【ユーザー車検】車検当日までにやること8選|継続検査の準備はこれで完了

ユーザー車検

この記事を読めば、その不安は解消します。 予約後にやるべき準備は8つだけ。
すべて済ませれば、当日は書類を出して検査ラインに並ぶだけです。

僕はユーザー車検を2回経験しています。 1回目はファミリーカーの継続検査、2回目はBMWの中古新規登録。いずれも宮城運輸支局で受けました。
この記事では、実体験をもとに継続検査の「予約後〜当日朝」までの準備を時系列で解説します。

まだ予約が済んでいない方は、先にこちらからどうぞ。 (ユーザー車検の予約はいつから?ラウンドの選び方まで実例で全解説)

準備の全体像【タイムライン】

まずは全体像から。やることは8つですが、慌てる必要はありません。

時期やること
予約直後①必要書類の確認
②重量税の調査
予約と同時期〜2週間前まで③点検を車屋さんに依頼
④消耗品の交換
1週間前まで⑤自賠責保険の延長加入
⑥テスター屋の下調べ
前日⑦当日の現金準備
⑧YouTubeで検査コースを予習
当日朝3分セルフチェック(記事末尾のチェックリスト参照)

1つ補足。予約が取れるのは車検日の14開庁日前(暦で約3週間前)からです。
そこから点検のお店を探すと日程が窮屈になるため、車検を受ける日を決めた時点で、予約解禁を待たずに点検を手配してしまうのがおすすめ。
点検は車検の予約と関係なく、いつでも受けられます。

順番に見ていきましょう。

①必要書類を確認する

最初にやるべきは書類の確認。当日になって「無い!」が一番怖いからです。

自分で用意する書類は3つだけ

  • 車検証(車のダッシュボード内を確認)
  • 自賠責保険証明書(現在加入中のもの。車検証とセットで保管されているはず)
  • 自動車税納税証明書(原則不要。ただし例外あり、後述)

継続検査申請書・自動車検査票・重量税納付書は、当日に運輸支局で入手できます。
事前準備は上の3つだけで完了。

納税証明書の注意点

自動車税の納付確認は電子化されており、普通車は納税証明書の提示が原則不要になりました。

ただし例外があります。 納付直後は電子データに反映されておらず、紙の証明書が必要になる場合があるという点です。
反映まで最大2〜3週間かかることも。

5月末に自動車税を払って6月に車検、というスケジュールの人は要注意。
コンビニ払いなら領収印付きの納付書を捨てずに持参しましょう。

②重量税を調べる

次は当日いくら払うのかの確認。重量税は車ごとに金額が違うため、事前調査が必須です。

「次回自動車重量税額照会サービス」を使う

国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」を使えば、自分の車の正確な税額が1分で分かります。

手順は簡単。

  1. サービスのページ「次回自動車重量税額照会サービス」にアクセス
  2. 車検証を見ながら「車台番号」と「検査予定日」を入力
  3. 次回の重量税額が表示される
Screenshot

僕のエスクァイアの場合、2年分で32,800円でした。

13年・18年経過車は増額に注意

重量税は車齢で変わります。
エコカー減税対象車は減額、初度登録から13年・18年を超えた車は増額。 「前回と同じ金額のはず」という思い込みは危険です。

古い車に乗っている人ほど、照会サービスでの事前確認が効いてきます。

③不良箇所の点検は車屋さんに依頼する

ここがこの記事で一番伝えたいパート。結論から言います。

ユーザー車検は自分で、事前点検はプロで。これが初心者の最適解

「ユーザー車検って全部自分でやるんじゃないの?」と思うかもしれません。でも僕は、車検は自分で通し、事前の点検整備はプロに任せるのが初心者の最適解だと考えています。

理由は2つ。

1つ目は、車検を安く済ませるだけが目的ではないから。車に長く乗るためには、この機会に車検項目以外もプロに確認してもらうことが大切です。

2つ目は、車検(検査)で見るのは保安基準の必要最小限の項目だけだから。ブレーキパッドの残量やオイルの劣化は、車検では見ません。「車検に受かった=車が健康」ではないのです。

だからこそ、検査は自分で通して手数料を節約し、点検はプロに任せて愛車の状態を正確に把握する。この分担が一番合理的です。

正直に書くと、僕自身は今回、点検を自分で行いました。
普段からDIY整備をしているのでできた方法ですが、それでも次回からはお店に依頼する予定です。
自分でやってみて、点検項目を漏れなく確認する手間と責任の重さを実感したからです。
だからこそ、初めての方には最初からプロ依頼をおすすめします。

「点検だけ依頼+ユーザー車検」でも業者車検より安い

「結局お金かかるじゃん」と思った人、安心してください。
点検をプロに頼んでも、トータルでは業者車検より安く済みます。

項目業者フルコース車検点検依頼+ユーザー車検
法定費用約5万円約5万円
車検基本料・代行料3〜5万円0円
法定24ヶ月点検(基本料に含む)1〜2万円
合計8〜10万円6〜7万円

※法定費用は1.5〜2t普通車の目安。 点検費用は依頼先で変動します。

差額は2〜3万円。点検の安心を確保したうえで、この節約。やらない理由がありません。

依頼先の比較|「記録簿を書いてもらえるか」が軸

点検の依頼先は主に3つ。選ぶ基準は「定期点検整備記録簿を書いてもらえるか」です。

依頼先点検費用の目安特徴
ディーラー2〜3万円最も丁寧。メーカー基準の診断。代車も出やすい
整備工場1〜2万円コスパ良好。地域の工場は融通が利きやすい
カー用品店1〜1.5万円安い。ただし重整備は対応外の場合あり

どこに頼む場合も、予約時に「法定24ヶ月点検をお願いします。記録簿もください」と伝えるだけでOK。

前検査と後検査の違い

継続検査は、点検整備を車検の前にやるか後にやるかを自分で選べます。

  • 前検査:点検→車検の順。記録簿を当日提出できる
  • 後検査:車検→点検の順。窓口で「後日整備します」と申告

プロに点検してもらって記録簿を受け取れば、前検査で堂々と提出できます。 不良箇所も直した状態で検査に臨めるので、合格率も上がる。初心者は前検査一択です。

代車の有無も確認しておく

点検で整備が必要になると、車を数日預けるケースがあります。
予約時に代車の有無も確認しておきましょう。

小さい子どもがいる家庭は特に重要。我が家も2歳児がいるので、車が使えない数日は死活問題です。

④このタイミングで交換しておきたい定期消耗品

点検と同じタイミングで、定期消耗品も交換しておくのがおすすめ。 車検は2年に1度の「愛車メンテナンスの祭典」だからです。

僕が車検のタイミングで交換しているのは次の3つ。

ワイパーゴム

ゴムは2年でほぼ確実に劣化します。拭きムラが出てからでは遅い。数百円〜千円台で交換できるので、車検を機にリフレッシュ。

エアコンフィルター

車内の空気の質に直結するパーツ。花粉やホコリで真っ黒になっているケースが多いです。DIYなら10分で交換完了。

ウォッシャー液

意外と見落としがちですが、ウォッシャー液が出ないと検査で不合格になります。残量確認と補充だけは必ず。数百円の液で落ちたら泣くに泣けません。

⑤自賠責保険を延長加入する

車検には、次の車検期間をカバーする自賠責保険への加入が必須です。
継続検査なら24ヶ月分に加入します。

加入できる場所

  • 現在契約している保険会社・代理店
  • 車の販売店や整備工場(点検依頼時にまとめて頼むのもアリ)
  • 運輸支局の敷地内や周辺の代行事務所(当日加入も可能)

僕は宮城運輸支局の敷地内にある「交通会館」で、車検当日より前に更新を済ませました。
支局の敷地内なので場所に迷うこともなく、手続き自体は数分で完了します。

なお、当日に交通会館で加入することも可能です。
うっかり忘れていても車検が受けられなくなるわけではありません。 ただし初心者には事前加入がおすすめ。
当日のタスクは1つでも減らしておくのが安心です。

保険料の目安

自家用乗用車の24ヶ月で17,650円。僕が実際に払った金額です。
保険料は全国一律なので、どこで入っても同じ。
※料率は改定されることがあるため、最新額は加入時に確認してください。

⑥予備検査場(テスター屋)を下調べする

予備検査場、通称「テスター屋」。運輸支局の近くにある民間の検査場で、本番と同じ項目を事前にチェックしてくれます。

なぜ下調べが必要か

理由はただ1つ。光軸(ヘッドライトの照射角度)だけは自分で確認できないからです。

ユーザー車検の不合格原因で圧倒的に多いのが光軸ズレ。目視では絶対に分かりません。
テスター屋なら数千円で測定・調整までしてくれます。

調べておくこと3つ

  • 場所(「◯◯運輸支局 テスター屋」で検索。支局から車で数分圏内にあるはず)
  • 料金(光軸調整のみで2,000〜3,000円程度が相場)
  • 受付時間(一般利用OKか、業者専用かも要確認)

宮城運輸支局で受けるなら|僕はオーケイヨビケンを利用しました

参考までに、僕が実際に利用した宮城の例を紹介します。

  • 場所:オーケイヨビケン(仙台市宮城野区中野4-1-21、宮城運輸支局から車で数分)
  • 料金:個人のユーザー車検向け一式2,200円(税込)
  • 営業時間:平日6:30〜16:00(土日祝休み)、予約不要

僕がここを選んだ決め手は、ホームページに入り方や検査の流れがわかりやすく解説されていたことです。
初めてだと「テスター屋ってどう入ればいいの?」が一番の不安。
事前にHPで流れを予習できるのは、大きな安心材料でした。
初めての方には、その意味でオーケイヨビケンがおすすめです。

当日の詳しい流れは当日編で解説しています。 (【初めてのユーザー車検】当日の流れを実体験で解説|宮城運輸支局編)

当日、検査前に寄って調整してもらう。もしくは万一落ちたときの駆け込み先として把握しておく。
どちらの使い方でも、下調べしておくだけで当日の安心感がまるで違います。

⑦当日の現金を準備する

運輸支局での支払いは現金が基本。印紙・証紙の窓口はキャッシュレス非対応の支局が多いため、現金を用意していきましょう。

当日払う法定費用の内訳

項目金額の目安
自動車重量税②で調べた金額(僕は32,800円)
検査手数料(印紙・証紙)2,300円
自賠責保険料(当日加入の場合)17,650円

事前に自賠責へ加入済みなら、当日必要なのは重量税+検査手数料のみ。僕の場合は35,100円でした。

キリよく4〜5万円を封筒に入れて持っていけば、テスター屋代を含めても余裕を持って対応できます。

⑧検査コースをYouTubeで予習する

最後の準備は、検査ラインの予習。これが初心者の緊張を一番和らげる準備です。

検査ラインは、電光掲示板の指示に従って自分で車を操作しながら進みます。
初見だと戸惑いますが、一度動画で流れを見ておくだけで当日の余裕がまるで違う。
僕も初回の前夜に動画を見て、イメージトレーニングしてから臨みました。

自分の管轄支局の動画があればベストですが、無ければ全国どこでも検査の流れはほぼ同じ。
ライン全体を通しで撮影している動画を1本見ておけば十分です。
また、当日も初心者ならではのポイントがありますので、それは当日編で説明します。

まとめ:前日&当日朝チェックリスト

最後に、この記事の内容をチェックリストにまとめました。 スクショして車検前日に見返してください。

前日までのチェックリスト

  • [ ] 車検証・自賠責保険証明書を用意した
  • [ ] 納税証明書の要否を確認した(納付直後なら紙を持参)
  • [ ] 重量税額を照会サービスで調べた
  • [ ] 法定24ヶ月点検をプロに依頼し、記録簿を受け取った
  • [ ] 消耗品(ワイパー・フィルター・ウォッシャー液)を交換した
  • [ ] 自賠責保険24ヶ月分に加入した
  • [ ] テスター屋の場所・料金・受付時間を調べた
  • [ ] 現金4〜5万円を封筒に入れた
  • [ ] YouTubeで検査ラインの流れを予習した

当日朝の3分セルフチェック

  • [ ] ライト・ウインカー・ブレーキランプが全部点く
  • [ ] ウォッシャー液が出る、ワイパーが動く
  • [ ] クラクションが鳴る
  • [ ] タイヤの溝と空気圧に問題なし

ここまで準備すれば、当日は書類を出して検査ラインに並ぶだけ。緊張するのは最初の5分だけです。

準備が済んだら、次は当日編へ。 受付から検査ライン通過、新しい車検証の受け取りまでの流れを、宮城運輸支局での実体験ベースで解説しています。 (当日編)

「そもそもユーザー車検って何?費用はいくら安くなる?」という方は、全体像のまとめ記事からどうぞ。 (ユーザー車検について初心者にも分かりやすく解説)

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